初心者におすすめ!ピアノのコードの覚え方の基本ルール

メロディーにお洒落な伴奏をつけたい!

好きな曲の弾き歌いをしてみたい!

バンドでキーボードを弾いてみたい!

こうした方にお勧めなのがピアノのコードを覚えること。

とは言っても、いざピアノのコードを覚えようとすると、いっぱい種類がありすぎて、初心者の方はどうしたらいいのか困ってしまいますね。

じつは、ピアノのコードの覚え方には、ルールと順番があります。

ピアノのコードを覚える時に、このルールと順番を間違えてしまうと、間違いなく混乱してしまいます。

そこで今回は、ピアノのコードを覚え方のルールと順番について、ご紹介していきたいと思います。

僕のレッスンでは、大体小学校が終わるくらいまでで、ほとんとの生徒さんがピアノのコードを覚えてしまいます。

ちなみに、コードを覚えると、バーナムのピアノテクニックなどの譜読みも、コードで捉えることができるようになるので読譜も早くなります。

初心者におすすめ!ピアノのコードの覚え方の基本ルールその1

コードを覚える時は、必ずセットにして覚えてほしいものがあります。

それは・・・

音階(スケール)です。

音階も2種類を、必ずセットにして覚えます。

なぜかと言うと・・・音階とコードは、お互いに深く関わり合っているからです。

具体的に見ていきましょう。

ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ

は、長調の音階(Cメジャースケール)です。

Cメジャースケール上の音を「1っこ飛ばし」で3つ音を重ねるとコードができます。

たとえば、「ド」の1っこ飛ばしの「ミ」、さらに1っこ飛ばしの「ソ」の3つの音を重ねると・・・

「ド、ミ、ソ」、つまり「C」という明るいコードができます。

他にも「レ」の1っこ飛ばしの「ファ」、さらに1っこ飛ばしの「ラ」の3つの音を重ねると・・・

「レ、ファ、ラ」、つまり「Dm(Dマイナー)」というコードができます。

このように、順々にコードをつくっていくと、次のようになります。

明るいコード・・・「C、F、G」

暗いコード・・・「Am、Dm、Em」

ちなみに、7番目にできる「シ、レ、ファ」というコードは、初心者の方は最初は覚えなくていいです。

つぎに、短調の音階です。

Cメジャースケールの6番目の音「ラ」から始まる短音階をAナチュラルマイナースケールと言います。

ラ、シ、ド、レ、ミ、ファ、ソ

ですね。

AナチュラルマイナースケールもCメジャースケールと同じく「1っこ飛ばし」でコードをつくっていくと次のようになります。

暗いコード・・・「Am、Dm、Em」

明るいコード・・・「C、F、G」

先ほどのCメジャースケールと対比させてみてください。

まったく同じコードが生まれましたね。

と言っても、AナチュラルマイナースケールもCメジャースケールも構成音が同じなので、当たり前と言えば当たり前ですが・・・

ちなみに、マイナースケールの中には、「ソ」の音をシャープにした音階もあります。

「ソ」の音をシャープした「ラ、シ、ド、レ、ミ、ファ、#ソ」という音階を、Aハーモニックマイナースケールと言いますが、初心者の方は最初は覚えないようにしてください。

というのは、このAハーモニックマイナースケールでコードを覚えようとした人たちの多くが、後々コードが分からなくなってしまっているからです。

覚えるべき音階は、Aナチュラルマイナースケールです。

初心者におすすめ!ピアノのコードの覚え方の基本ルールその2

ところで、ピアノのコードを覚える時に、「F」を「ド、ファ、ラ」、「G」を「シ、レ、ソ」と覚える方がいます。

じつは、「F」を「ド、ファ、ラ」、「G」を「シ、レ、ソ」とするピアノのコードの覚え方は初心者にとってはNGになります。

NGな理由は、「F」を「ド、ファ、ラ」、「G」を「シ、レ、ソ」と覚えてきた方たちが、後々やはりピアノのコードが分からなくなってしまっているからです。

確かに、「F」を「ド、ファ、ラ」、「G」を「シ、レ、ソ」と押えると、ピアノは弾きやすくなります。

ですが、弾きやすさの代償に、後々コードが分からなくなってしまうのでは、もったいないですね。

じつは、コードを、音階上の音を「1っこ飛ばし」で重ねたコードの一番下の音、たとえば「C」であれば「ド」の音は、ルート音(根音)と呼ばれ、めちゃくちゃ大事な音なんです。

ちなみに、「1っこ飛ばし」で重ねたコードの形を「基本形」と言います。

最初はしっかりコードの基本形を弾いいて、ルート音を意識することが大事なのです。

後に、コードをお洒落な響きにする「テンション」や「分数和音」などを学ぶときに、ルート音(根音)をしっかり理解していないと、分からなくなってしまうんです。

なので、初心者の方は「F」を「ド、ファ、ラ」、「G」を「シ、レ、ソ」という風に覚えてはいけないのです。

コードが切り替わるときに、とても弾きにくいですが、コードは最初はしっかり基本形で弾いて覚えてくださいね!

ちなみに、「ラ、シ、ド、レ、ミ、ファ、ソ」には、それぞれ「A、B、C、D、E、F、G」という英語の読み方があります。

「Am」であれば、ルートの音が「A」つまり「ラ」、「Em」であればルートの音が「E」つまり「ミ」という風になります。

なので、コードを見た時に、アルファベットの大文字がルートの音になっていることにも注目してみてくださいね。

初心者におすすめ!ピアノのコードの覚え方の基本ルールその3

初心者の方に、次におすすめしたいピアノのコードの覚え方は、「全部の調の音階とコードを覚える」になります。

全部の調の音階とコードを覚えるのは大変・・・と思われる方もいらっしゃると思います。

大丈夫です。

ゆっくり時間をかければ、小学生でも覚えられますのでご安心ください。

ちなみに、全部の調の音階とコードを覚え方にも順番があります。

覚えるべきグループは、「シャープ系」、「フラット系」の2種類です。

「シャープ系」、「フラット系」は、どちらからでも構いませんが、もしバンドをされる場合でしたら「シャープ系」から、ジャズをやりたい方は「フラット系」から覚えていくことをお勧めします。

理由は、ギタリストが弾きやすいのが「シャープ系」、管楽器の方が演奏しやすいのが「フラット系」だからです。

シャープ系は、次の順番で覚えます。

Gメジャー(Eマイナー)→Dメジャー(Bマイナー)→Aメジャー(F#マイナー)→Eメジャー(C#マイナー)→Bメジャー(G#マイナー)→F#メジャー(D#マイナー)

フラット系は、次の順番で覚えます。

Fメジャー(Dマイナー)→Bbメジャー(Gマイナー)→Ebメジャー(Cマイナー)→Abメジャー(Fマイナー)→Dbメジャー(Bbマイナー)→Gbメジャー(Ebマイナー)

この順番には理由があります。

例えばCメジャー(Aマイナー)のコードを覚えてから、次にGメジャー(Eマイナー)を覚えるとします。

Gメジャー(Eマイナー)で覚えるコードは次の通りです。

明るいコード・・・「G、C、D」

暗いコード・・・「Em、Am、Bm」

Cメジャー(Aマイナー)で覚えたコードと比較してみましょう。

明るいコード・・・「C、F、G」

暗いコード・・・「Am、Dm、Em」

Gメジャー(Eマイナー)の調で、実質的に新しく覚えるコードは・・・

「D」と「Bm」だけであることにお気づきだと思います。

つまり、以前覚えたコードも復習しながら、実質新しいコードはたった2つ覚えるだけで、新しい調のコードも弾けるようになるのです。

コードは他にも色々種類がありますが、今回取り上げた方法で覚えたコードだけでも、かなりの演奏の幅が広がります。

また、一番大事なことは、混乱せずに、小学生でも覚えられるということです。

難しいコードは、じつは今回ご紹介したステップを踏んだ次に覚えていけばよいです。

いかがでしたでしょうか?

回り道をせず、最短でコードを覚えて、ぜひ音楽を楽しんでいってくださいね!

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